■地域によっては「たてまえ」と言って、地鎮祭が儀式ならば、建て方・上棟式はお祝いです。
建設会社の多くは、当日作業に参加する大工さん、クレーンオペレータ、鳶のお兄さんたちには、帰りの飲酒を禁じています。
したがってほとんどの現場ではお祝いの宴会は省略されます。
建築主さんは、ご祝儀と赤飯・小ビンのお酒を渡されて、ひとことご挨拶されるますが、これはあくまで一例です。
当日の人数は抑えておいたほうが慌てなくてすみます。
個人的には、某メーカーのようにホッタラカシではなく、建築主さんも現場に立合い、お昼の休み時間でもいいから、職人さんたちにねぎらいの言葉と、たわいもない冗談会に加わっておくと、以降の仕事にも良い影響を与えると思っています。
ただし、労災保険の関係から工事のお手伝いは遠慮しておいたほうが無難です。
もし子供さんのいらっしゃるご家庭でしたら、是非、家族みんなで見学してお祝いしましょう、印象に残る一日となることでしょう。
そして大工さんにゴマをすりましょう! これからのお付き合いも永く、木製のおもちゃのひとつも作ってくれます。
職人さんは気のいい人がたくさん居ます。(私も職人の子供です)
ひと昔前とは違い、プレカットといって機械で材料を無駄なく切断し、建て方当日には、順序良く組み立てるだけです。
監理者の出る幕はほとんど無く、大きな手違いを発見したときだけです。
それもなるべく建築主さんにご心配を掛けないように監督さんに伝えます。
融資や性能表示を取る場合、躯体完了時ですから役所(又は民間指定機関)の中間検査を受けます。
個々の工事の様子はALBUMに詳しく書き込まれていますので参考にしてください。
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