2008年3月5日
3月5日から材料の搬入して3月8日にかけて建て方でした。
ほとんんどがプレカット工法のためこのようにキチンと包装された部材が建て方の順序を 想定した位置に整然と運び込まれます。
キチンとし過ぎていて「材料はたったこれだけ?」と言われて戸惑ったことも。・・・
私のお受けする監理では、自慢ではないですが雨天の建て方はほとんどありません。
いつも晴天です。
やはり木槌の音が空に響くのを聞けると心が躍り充実感があふれます。
2008年3月15日
屋根の野地板、外壁の構造用合板、防水のゴムアスルーフィングまでは短時間で進んでいくのが 建て方です。
進むのが早い割りに納まりが後の工程に大きく影響するのも建て方の重要な部分です。
2008年3月27日
屋根の垂木と垂木の間は通気層です。
穴あき金物は軒先の部分から外気が抜ける部分です。
梁にかけられた金物はクラ金物、屋根の野地板とで水平の構面を構成します。
外壁の構造用合板は釘の頭と長さ、ピッチ、そして沈み具合をみておきます。
ピッチは10センチ以下としています。
2008年3月31日
建て方が終了して構造金物が取り付けられていくのと同時進行で内部の配管工事が始まります。
排水関係と給水、給湯のサヤ管が出来つつあります、青が水、赤が湯を運ぶ配管です。
2008年4月8日
熱反射遮熱FOボードが垂木の下端に張り込まれました。
従来の工法であれば、屋根に降り注ぐ太陽熱は垂木と垂木の間に熱気としてたまります。
しかしこうすることにより熱気は反射されて軒先から吹き込む外気により棟に向かって上ってゆき、 通気部材から排気されます。
ダンボールに反射塗料が塗られただけのシンプルな部材でシンプルな施工、 そして大きな省エネ効果、現代の技術です。