2008年1月27日
合併浄化槽の埋設が終わったところです。
この地区では下水事業は、各家庭に個別で町の事業として 合併浄化槽を入れるという考え方を取っています。
ブロアーとういう浄化槽内にバクテリアに必要な空気を送る装置の電気代は、町が負担してくれます。
川で分断された町の苦肉の策だったようです。
周囲に鉄筋が突き出ていますが、これは浄化槽が潰れるのを防止するために コンクリートの柱を建てることを設計図に指定してあるからです。
本日は地鎮祭の日です。
本当にいい天気になって良かった、スタートの日が曇ったことが少ないのが私の現場です。(本当です)
奥に見えているのが残っている建物です、住みながらの新築です。
新築する建物が完成して使用できるようになってから解体します、解体した部分が新しい庭になります。
幸いにして解体する建物は三角に敷地の南東の部分にありました。
浄化槽は三角形の頂点、画像の手前部分にあります。
三角形の土地は計画が難しいものですが、この場合は「幸せの三角形」でした。
おじいちゃんおばあちゃんも参加、単身赴任中のお兄ちゃんを除く家族全員の地鎮祭です。
この日は建物の位置を確認に来ました。
プラン時点から実施設計時点、何度もいろいろな方向から位置を検討してきました。
それほど神経質にこだわらなくてもと思われるかもしれませんが、結構大切な事項です。
特にこの住宅の場合は既設の住宅に居ながらの新築ですので、 既設住宅と干渉する部分の工事を踏まえた検討が要求されます。
下は西の水路際の境界部分です。
2008年1月31日
基礎の掘り方がスタートしています。
造成がジオライムの地盤改良が施工してあるため、 基礎下が硬く固まりやすくご覧のように綺麗な形状の地業が出来ます。
したがって、給排水の配管もあらかじめ位置を設定して固定しておくことができました。
2008年2月8日
基礎の配筋が完了してきました。
鉄筋の径や種類、継ぎ手の寸法や重なり状態、 ホールダウン金物の位置や種類などの確認しに来ました。