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これまでに設計してきた住宅や建築の家づくりプロセスを紹介します。
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挟土秀平と岐阜千成寿司
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大きな水槽を中央に置いてそれを囲むようにカウンターを配置したい。
いわゆるオープンキッチンのスタイル、これが建築主さんからの大きな要望でした。
上の平面図は最初に建築主さんの要望に沿った形で提案したプランでしたが問題含みを
前提にスタートした打合せでした。
岐阜に千成寿司あり、という記憶をお客様が持っていただけるように。
大きな水槽と大円形のヒノキカウンター、そして席数の確保、厨房内の設備、階段の配置、
その他全てを満足できるかを、限られた広さの敷地図兼平面図の中で表現しました。
まさにスペースとの戦いです。
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2階は大座敷と小座敷、トイレに配膳室、洗い場という構成です。
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3階は宴会場と配膳室、洗い場、トイレという構成です。
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4階は職人さんの休憩スペースになっています。
1階のカウンターと水槽の取り方でそれより上の階の部屋配置や使い勝手、
広さも決まってしまうという図式が見えてきました。
そして限られたスペースを広く、効率良く使うには、アールを多用するということも
分かってきました。
まだ完全解でないことも間違いなさそうです。
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