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これまでに設計してきた住宅や建築の家づくりプロセスを紹介します。
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挟土秀平と岐阜千成寿司
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既設の店舗の内部をパノラマで合成してみました。
新店舗では新しい嗜好をいくつも取り入れるつもりですが、
使い勝手については同じ人が使われる以上、現状のデータを取っておくこと、
建築主さんとの打合せの中で出てくるお話が何を意図して考えておられるかを
正確に掴んでおく意味においても現状の把握は不可欠です。
この日は営業時間の人が動いている時間にお邪魔して、お寿司屋さんの
威勢のいい掛け声にまぎれながらせっせと画像を取りため、寸法を測り、最後はご馳走になり、
いい一日でした。
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お寿司屋さんののれんをしっかり把握しておくことは店舗の設計では欠かせません。
雰囲気の性でしょうか、両サイドがミカゲ石で仕上げてある割には
入るのに重さを感じない空気のある店舗でした。
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のれんが千成ひょうたんならば、秀吉の黄金の茶室にあやかって黄金色の金看板でした。
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カウンターもお寿司屋さんの命、舞台のようなもの
やはり、新店舗では総ヒノキでどこにも引けをとらないものを作ってほしいとの
要望がありました。
仕上げの確認と細かな各部の寸法を取っておきました。
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新店舗では2階はお座敷で落ち着けるスペースとする予定です。
現状の席数や使われているテーブルや並べ方、室内の仕上げ、使い勝手、キズのつき方まで、
店員さんからのヒヤリングも含めて、いろいろな側面からデータを取っておきます。
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お品書きは店舗の中では単に掲示というだけではなく
ディスプレイとしての役割もあります、寸法大きさだけでなく、デザインや取付け方法
書き換えの方法も考えておきます。
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厨房内の状況や器具設備の内容、使い勝手も重要な要素です。
このほかにも多くのことを調査させていただきました。
こんな細かな積み重ねがなければなりません、単なるデザインセンスが全てを決めることは
ないのです。
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