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これまでに設計してきた住宅や建築の家づくりプロセスを紹介します。
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挟土秀平と岐阜千成寿司
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「地震大国」の日本では技術調査のいろはのい、地質の状況を掴むのは大前提です。
その中でもボーリング調査は信頼性の高い方法です。
N値といって地面の硬さの指標と同時に、深さごとの土の試料が見られるということは
なんといっても重要なことです。
狭い敷地ですから中央にやぐらを組んで筒状のものを打ち込んでいる様子が見えてますか。
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調査会社から調査状況のレポートより抜いた画像です。
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レポートに添付されてきた結果の表です。
左から5つ目の項目、柱状図を見てください、その右にも書いてあるように玉石層が
深さ10m以下まで存在しているという結果です。
周囲の建物のデータを調べてもかなり深くまで玉石層のようで、1m2に対して600KN(60トン)
以上はあろうかという地盤の耐力です。
つまり鉄骨の4階建て以上でも杭の必要もないくらい硬い、安全だという意味です。
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下のほうに写っているのは私の靴、現地調査で重要なことのひとつに隣地との境界が
ハッキリしているかどうかということがあります。
敷地の周囲を何度も回り、境界あたりの杭をひとつひとつ確認しておかなければなりません。
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