2010年8月25日
遮熱ボードを垂木の下端に張ります。
現場にその要領書を張って職人さんに告知してます。
ご覧のような具合に張り込んであります。
垂木の隙間がそのまま軒先からの通気の空間になります。
遮熱ボードは段ボール紙に銀色の遮熱材が塗られておりその面を上向けて垂木に張ります。
遮熱材は銀色の特殊なパテント塗料で、 その熱の反射能力だけでも現場の大工さんが工事を実行しながら証言してくれました。
「張ってゆく後から涼しくなった」と。
2010年8月4日
既設の土台と柱、補強の基礎とを固定する金物の取り付け方法を確認しています。
現場監督さんと「木が気の毒なくらいに頑丈な金物だ」と感想しきりでした。
2010年9月1日
どこの建築主さんも木造のすばらしさを実感されるのは、クリーニングしだいで木が蘇ることです。
場合によっては、新築時点より美しさを発揮することです。
今回も期待を込めて現場のクリーニングの状況を眺めていました。
既設の玄関上部の下屋を残してその下にステンレス鋼板にて一文字葺の片流れ屋根を差し込んでいます。
右手にあるのは車庫の屋根、左手は母屋の洋室の庇と、 囲まれたアプローチを外玄関の表門から進みこむとこの位置にたどり着きます。
家の入り口から歩いてたどり着く距離感と時間の流れ、庭の緑の歓迎、 そこにあるのはやはりやさしい軒の低いこんな玄関であってほしい。
こんな確認をしているかのような思いの日でした。
2010年9月15日
断熱材のアイシネンを遮熱ボードに吹き付けました状態の確認に来ています。
西側の納戸となる部分です、遮熱ボードの下面に吹き込みました。
北側の寝室の屋根面に吹き込んだ状態です。