2010年7月22日
既設玄関入り口上部にあったケヤキの梁です。
いったん工場に運び込み化粧加工をしてから新しい玄関を支えることになります。
過去の記憶をそのまま残したいという建築主さんの思いを内装デザインに生かしたいという考え方です。
この日は現状の状態を確認に来ました。
2010年9月24日
地震力は地面から基礎、基礎から土台や柱、そして梁から水平の部分、 広縁の天井裏の張り組や下屋の梁組を伝わって2階の梁や柱、壁へ伝わってゆきます。
画像のように広縁の小屋組の梁には火打ち梁やブレスを入れて堅い、 剛性の高い構造とする必要があります。
上の見える白いものはアイシネンという吹き込み断熱材です。
隅に取り付けた三角の金物はガセットといってブレスを取り付け引っ張る材料です。
この作業が伝統工法の耐震補強には壁の補強に同等に重要な事柄です。
2007年7月31日
給排水の設備も進行しています。
ここは洗面所の部分です、排水は直線的につなぐこと、竣工後の点検を意識することが鉄則です。
給水、給湯のサヤ管ヘッダー工法のサヤ管が集中する部分、ヘッダーのアップです。
2010年7月27日
玄関の床、ポーチの床はミカゲ石を貼ります。
表面の状態は、既設のポーチの床のミカゲ石での滑りやほこりの溜り具合を教訓に、 ジェット仕上げと磨き仕上げの中間くらいの状態の見本をいろいろ揃えてみました。
色具合も含めて手触りを確認してみました。