2011年2月16日
内装の壁や天井は珪藻土の塗り仕上げ、四国化成のケイソウ土製品です。
左官仕上げに入る前には、家具の取り付け部分との納まりや壁の入り隅出隅の役物
(コーナーの見切り部材)、天井と壁の役物、仕上がりが切り替わる部分の見え方が
無粋な部分は残ってないか、などそれらを踏まえた下地の入念なチェックが必要です。
シンプルな内装仕上げを見切り入れないで吉村順三風(住宅建築で有名な建築家)に
実現する建築家は多いのですが、私は将来のメンテナンスを考えて見切りを入れています。
ご覧の画像は居間の南側、玄関との間仕切りに取り付けるテレビボードの納まりについて
打ち合わせをしているところです。