2010年11月22日
木造の耐震性能は壁量を一定量確保することを重要と建築基準法に謳われています。
もちろんそれに付随して基礎に床や屋根など水平構面、柱や梁など軸組みの材寸材質、
それらの継ぎ手や仕口、構造部分の全体のバランスよく機能することが求められるわけですが、
その中心的考え方には壁量の確保を据えています。
既設の部分と増築部分全体を新築したと考えて、
建物全体にバランスよく壁量を確保するという設計にしました。
トップライトからの採光と室内のデザイン部材として、
そして耐力壁としてもまさにこの場所に必要という計算結果に基づいて
告示で認められた組み方で格子を作ってもらいました。
柱や土台への取り付け方法を確認に現場へ来た日です。