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《所在地》 岐阜県垂井町
《工事種別》 増築改修
《1階床面積》  191.91u
《2階床面積》  70.13u
《延床面積》 262.04u
       (79.4坪)
《施工》 三柏
 
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  トップ家づくりのプロセス>粋な伝統数奇屋>トップライト、勾配天井、縁板、階段、戸袋
これまでに設計してきた住宅や建築の家づくりプロセスを紹介します。
 
  
粋な伝統数奇屋


洗面所前のトップライト

2010年11月10日

内部の造作も形が見えつつあります、こちらは洗面所の前のトップライトです。

単に日の光を室内に取り入れるという目的だけではなく、

ワンルームとなった居間とダイニングの北側に位置して通風が望める位置でもあり、

季節によっては階段室にまで風を引き入れてくれるのではないかという位置でもあります。

ユニバーサルデザインの意味合いのいても省エネということを考えても、

室内を明るく通風を良くするというトップライトを多用しますが、

残念ながら気密度が良くても網戸がいまひとつ納まりがいいものがないのが現実です。

この日は網戸の納まりやトップライトに隣接する間仕切りとの収まりを打ち合わせに来た日でした。
















玄関と居間の勾配天井

2010年11月12日

玄関からその北に位置する居間とダイニングとは間仕切りで区切られていますが、

天井はひとつの勾配天井で繋がるようなデザインになっています。

勾配に低いほうは玄関を入ったすぐ上部、

直線状に北に向かって高くなってゆく最上部に開閉式のトップライトが取り付けられています。

既設の建屋内となる居間の部分と増築部の玄関を一体化することと、

居間とダイニングの広くなった空間の天井を高くみせる役割を担っている装置です。

無地のヒノキ板が綺麗であればあるほど価値が出てくるのが、この納め方です、

何度も使ってきた手法ですが今回も成功したようです。

そう思いつつこの画像を眺めています。














玄関の縁板

2011年11月15日

ケヤキ材の玄関の縁板は、取り付け方法と寸法を現場で決めておき、

工場にて部材塗装と加工組み上げた上で、現場では取り付けのみです。

ケヤキは杢目が美しいのですが永い時間経過で狂いが出ることがあるため、

ボルトなどの金物でキッチリ固定する必要があります、

そして万が一狂いが出た場合のメンテナンスの方法も決めておきます。

それらしさが生かせるようにと考えてケヤキの杢目のように曲線的な裁断をお願いしてありましたが、

ご覧のように美しく出来上がっていました。

現場に搬入する前に工場へお邪魔して出来具合を確認に来た日でした。















階段の加工

2011年11月15日

階段の材料は玄関や床と同じケヤキの無垢材を使用していますが、

硬くて磨耗性があるだけでなくも木目も特異性があって

ダークな味のある色も足の接する部分には適しており、古くより珍重されています。

階段は加工が複雑で大工さんにもご苦労をかけたようです、

ご覧のような踏み板を受けるササラの切り込みは材料の総サイズに対する割合を考えて、

踏み板では一枚のままでは狂いが激しくなりそうな部分は金物で繋ぎ合わせることにより、

それを避けています。














外壁吹付けと戸袋

2010年11月18日

モクマドには戸袋の規格品はないためヒバ材にて大工さんに戸袋を作ってもらい取り付けられました。

画像で見る限りはあっさり納まっているようですが、製作図や材料吟味、

塗装の色など検討を経てこの段階まできました。

外壁の吹付けも塀と同系色にて納まってきました。

戸袋内部も外壁材が仕上げられていますが、この上に鏡板も同じくヒバ材にて取り付けます。

この両者のバランスが外観を決定する大きな要素であることは間違いないようです。














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