まちかどけんちくか まちかどけんちくか
Site map
Top 設計に対する姿勢、得意な分野を紹介 いままであった家づくりのプロセスや記録 設計してきた住宅や建築の内容紹介 家づくりQ&A、設計フローや設計費用鰍キぎはら設計の会社紹介 家づくりや建築への切なる思いや意志 リンクリスト案内地図更新記録 E-mail
設計姿勢、得意な分野家づくりのプロセス住宅、建築ギャラリーQ&Aプロフィールブログ     鰍キぎはら設計 




  《所在地》岐阜県大垣市
 
《工事種別》    新築
《1階床面積》  140.41u
《2階床面積》 66.94u 
  《延床面積》 207.35u  
  (62.8坪)   
  《施工》山中ハウジング株式会社  
   
  平面図はこちら   
  内容紹介はこちらです   






 トップ家づくりのプロセス数寄に住まう>アイシネン、吹付け色、小屋裏、杉化粧板、木材保護剤
これまでに設計してきた住宅や建築の家づくりプロセスを紹介します。


 
 数寄に住まう


aishinen_060328-1.JPG

アイシネン吹込み

2006年3月28日

アイシネンの吹き込みの日です。

居間のトップライトの部分ですが周囲に見えているのは「通気くん」、

垂木の高さの分だけ通気層を確保できる部材、ダンボールでできています。


aishinen_060411.JPG

この車の中でアイシネンを生成して現場で発砲させます、

アイシネンは材料の特殊性が売りで日本製には無い空気セルです。

断熱性能に保証書をが発行されます。

aishinen_060328.JPG

壁内と屋根の下面に発砲させて100mmから200mmの厚みにします。

99パーセントが空気といいますから躯体の重量的な負担がなく、

過去によく見られたグラスウールなどの壁体内に固定がされていなかった現場のように

ずり落ちてしまうことはありません。

隅々まで断熱材で満たされるため熱橋部分ができません。











tosou_060417.JPG

外壁吹付け色の選択

2006年4月17日

外壁の吹く付け色の見本を並べて選択の日です。

基本的には黒系統の色と白系統の色とのツートンでメリハリを持たせるイメージですが、

白系統の部分は一般的な砂壁状のリシンではなく、

石英が入っているようなきらめきのある吹き付けで太陽光があたると白く飛ぶような素材感です。

白は多少他の色が入った白が輝いて見えるようです。

建築主さんの了解を得るために見本をいくつも作って打ち合わせに望みますが、

意見を加味した上で自分の考えをお勧めすることが多いようです。












 

2kaiyane_060405.JPG

2階小屋裏の役割

2006年4月5日

2階屋根裏部分の造作が進んでいます、

しかしご覧のように勾配天井になっており平天井に見られる天井裏は存在しません。

屋根面にアイシネンを吹き付けて断熱の境界とすることで、

天井裏がグラスウールと通気する空気層の無用の空間を利用価値のある室内空間として利用します。

仕上げはプラスターボードの捨て張りに杉の無垢板を張っています。

2kaiyane_060405-1.JPG

2階の天井付近の東西方向に外気を抜く換気扇を取り付ける計画の、こちらは東側部分です。

夏に生じるかもしれない温度差を解消してくれるを期待しています。










 

tenjyo_060412.JPG

天井の杉化粧羽目板

2006年4月12日

2階の勾配天井の仕上げ材は杉の化粧羽目板を使用します。

無垢材ですが産地よって色具合が大きく変わるため、

どのような材料が現場に入っているかは現物を見てから使用の是非を判断することにしています。

何枚かを引き抜いて並べてみて張ってゆく順序も打ち合わせをしておきます。

今回は色のそろいは及第点で安心しました。











hogozai_060515.JPG

軒裏の木材保護剤

2006年5月15日

屋根形状を考える際の基本方針は南北に流す切妻とすることが多くなります。

やはり落ち着く形状であること、日差しの調整機能、

漏水の少ないことなど、先人の知恵がたくさん隠れているからですが、

表舞台に出ることのない「軒裏」が意外と外観を主張する部位であることを見逃せません。

居間の南の軒裏、無垢材の化粧としてオスモなど含浸系の木材保護剤を使用して

塗りあがったところです。

hogozai_060515-1.JPG

居間の南のサッシを開いたところから見上げた画像です。

外壁はツートンで、画像では確認しづらいのですが、

黒っぽい部分は木調で木目のくぼみが浮き出て本物が古びてきたような色を再現している

窯業系のサイディングです。












Project Top




 
       
   岐阜県揖斐川町脛永908番地1 鰍キぎはら設計 0585−22−1035

 
Copyright(C) 1999.02.06 Hiroshi Sugihara All Rights Reserved.