2006年12月4日
気密断熱システム、アイシネンの吹込みが完了してきた日です。
壁の中、柱の幅分と天井面を吹き込んで断熱と気密層を形成します。
通常の天井裏と壁内の断熱方法より気密の効果は抜群です。
アイシネンを吹き込む前にこのスプレーでサッシ周囲など細部の気密処理を前もってしておきます。
熱橋といって、火打ちや梁の留め金物から外部の熱を内部に持ち込んでしまうと、 内外の温度差から結露といって露が噴く場合があります。
それを防止するための処理です、知られざる大事な仕事です。
2007年1月23日
残念な出来事です。
壁の下地を作る際にアイシネンを欠きとってしまいました。
アイシネンという断熱材の特性や存在理由を知らない職人さんの不手際でした。
補修材のウレタンを噴き付けておきますが、この状態ではまだ及第点はあげられません。
2006年12月25日
内部の造作が進んでいます。
居間の吹き抜け部分から台所と便所の方向を見ています。
ちょうど真上が2階の階段室から子供室へ繋がる橋のようになっている部分ですが、 この天井裏が1階の電気関係配線や配管、 2階の床下から立ち上げる電気関係配線などの通過点に利用しています。
天井を勾配天井の形になっていますので、このような場所を 平面計画の時点で考えておく必要があるのです。
2006年12月26日
お風呂も個人の趣味的選択の範囲を含めれば広すぎるくらいです。
そんな中で、高級であることはこだわるべきではなく、 「広くて暖かく冷めない」をキーワードにすべきだと考えています。
おばあちゃんを抱っこして入れる大きさかを確認に来た日でした。
ユニットバスの天井裏の画像ですがちょっとハレーション起こしています。
天井裏をアイシネンが吹付けられていますが、さらに点検用の高さが確保されています、 このあたりのなんでもない気がつかないような気配りが維持管理の容易さ、 住宅を永く使ってゆく秘訣です。