
ベランダの納まり
2006年12月18日
ベランダ部分の下地は鋼製アングルに常温のメッキをして梁に固定し、
それにアイアンウッドの木製ルーバーを取り付けるという方法です。
木造の数奇屋デザインにしようとしているのにベランダの角ばったものがくっつくデザインは
何か許せない気がしています。
常に数奇屋のような軽やかな印象を目指しています。
風雨にさらされることの多いベランダは、色が落ちたり漏水したりと、
時間の経過で老朽化が早い部位でもあります。
それら条件を満たす納まりとしてこのようになりました。
この日は漏水対策がうまくいく納まりになっているかを再確認しにきました。

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杉パネル
2007年1月11日
杉のパネルは「Jパネル」という集成材を使用しています。
無垢の杉板にしたいところですが、将来的なヒネリが気になりますのでいつもこれを使用しています。
やはり杉パネルの魅力は貼る材料や塗る材料には感じられない癒される空気感です。
材料の化粧の具合、節の状況などを確認に現場へ来た日です。
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ロフト部分の床は杉パネルを敷いて仕上げです。
これで水平方向の火打ち梁のような構造的な補強の役目もします。
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外壁サイディング
2007年1月23日
外壁の下地の状況を確認に現場へ来ました。
仕上がりも確かに大切ですが、下地部分の通気が間違いなく各部で取れているのかを確かめておくこと、
材料が経年変化で歪んだりする部分がありはしないかを目視しておきます。
北側の駐車場側のリズミカルに柱が並ぶ部分です。
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通気を取る外壁の下端と上端のアップです。
黒い部材は空気は通過するが水や虫のようなものは通過できないような仕組みになっています。
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