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  《所在地》岐阜県各務原市
 
《工事種別》    新築
《1階床面積》  98.06u
《2階床面積》 34.66u 
  《延床面積》  132.72u  
  (40.2坪)   
  《施工》丸平建設株式会社  
   
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 トップ家づくりのプロセス>暖炉が数寄>通気、杉板、防犯、模型、グローエ、Jパネル
これまでに設計してきた住宅や建築の家づくりプロセスを紹介します。
 
 
暖炉が数寄





外壁通気層


外壁通気層部分のディテールです。

下から基礎巾木のウレタンボード、土台水切り、通気部材、そして通気層になります。

最近の通気層を設けない納め方とどこが違うかというと通気部材の存在だけです。

この通気部材は安価ですから、経済的に性能をアップするお奨めの工法です。

これを本当のバリューエンジニアリング(VE)というのです。



POINT

性能を得るには予算が必要・・・でもない






東側のトップライト


台所上部のロフトには電動で開閉するトップライトが付いています。

トップライトは光の演出のためにあるのではありません。

屋根のどの面に取り付けるかによって、あるいは開閉するかしないか、開閉の方式によって、

その役割が大きく変わってしまいます。

トップライトもマニアックに取り入れると、住まい内部の環境を面白く出来ます。



POINT

トップライトは星を見るためだけではない





天井杉板


杉板を張った天井のコーナー部のディテールです。

この杉板は岐阜の県内産です、杉板の下部にある部材は廻り縁といって壁との見切り材ですが

無垢の竹材です。

節は材料によってはかなりの確率で出ます、価値観には個人差があるようですが、

節があっても住まいの個性と考えましょう。

杉板の木目や風合いは癒されるものがあり、杉原だから「杉の家」と言われるくらい使っています。

永い生活のキャンバスとしてフィットしています。



POINT

素材は感覚で眺めてみよう





戸先錠


サッシの戸先錠のディテールです。

防犯の方法はいろいろあり、どれが最適というものはないのが現状ではないでしょうか。

セキュリティー会社の方とお話しするときには、泥棒さんの手口や心理、

方法を伺うことを忘れないようにしています。

感知器や警報ベルや携帯電話へのお知らせシステムなど万全であるに越したことはありませんが、

入ろうとしても時間が掛かる状況を作ることが最小限にして最善と考えています。


POINT

メーカーの考える防犯とは何かを研究する





模型


女子大のインターンシップで来て頂いた方に模型を作ってもらいました。

形としての輪郭やボリューム、色の検討をするには、白いスチレンボードが最適です。



POINT

模型は作るべき





模型


鳥瞰的に上部から眺めてみましょう。

タテとヨコに高さが加わり、いくつかの発見があります。



POINT

住まいの中での行動を想像する





洗面所の納まり確認


3月の中頃のことです。

出来上がった状態での使い勝手やデザインを確認するには設計時点だけでなく

現場での検討のほうが分かりやすいものです。

建築主さんの水回りに関する思い入れは設計時点より種々の側面からお訊きしており、

中身の濃い内容になっておりました。

完成した写真を見て頂くのが一番分かりやすいとは思いますが、簡単にご照会しておきます。

カウンターはTOTOのマーブルライトカウンター、洗面ボールはSK106といって角形の流しタイプ、

家具はアイカラビアンの製作家具、化粧鏡は前面壁に全面一枚、

上部のはめ殺しの採光は意外と明るいのです。

完成写真を参照して頂くといいのですが、オリジナルの洗面化粧台であればこその魅力です。



POINT

原寸模型が一番





グローエのカラン


洗面化粧台のカランはグローエのセドラシングルレバー式混合水洗です。

ドイツ製ですが、配管部材は日本製でも使えますしデザインも機能性も良い、

なんでもTOTOやINAXじゃなきゃいかんということはありません。

いつも国産機器で欲求不満の方には選択肢に入れることをお奨めします。



POINT

外国製品の先入観はすてましょう





Jパネルの材料確認


内装のデザインの基本は杉を生かすこと、このJパネルは集成材のように木目が刻みすぎてなく、

杉の杢目が浮かんでいるため、仕上げに使っても無垢板のような風合いになり、

しかもソリが起きないのです。

構造材としても使えるため単独で自立するような使い方も出来ますし、

耐力壁や床の剛性が必要な場所にも使えます。

家具や壁の化粧材などに使っています。

産地によって多少顔が違うため、この日は顔合わせに来ました。



POINT

良い材料はいくらでも見つかる





暖炉の土間、天井


暖炉を設置する土間から居間へ上がる部分には大きな引き戸を取り付けますが、

その上部は化粧丸太が壁に刺さるデザインになっています。

こういったちょっと無駄なような隙間を作るのも面白さを演出する工夫です。

たとえば、掛け物、置物など隙間を利用することは、生活に潤いを出してくれる。

接合部の仕上げの良さと同様に、デリケートな神経を持ち合わせる設計が喜ばれることがあります。



POINT

大工仕事の仕上げは部材の結合部分を見る




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