この「設計監理」という言葉の中で生活しているような立場にいるせいか、禅問答のようにも聞こえてしまうくらい広い意味を感じてしまいます。
「建築」と人間の関係が、空間的にも時間軸でも奥の深い存在であることを意味しているからだと思います。
建築主との打ち合わせを何回も繰り返して希望を図面に表してゆく過程が「設計」、ただしその「希望」をどんな風に料理してくれるかはあなた自身がどの建築家を選択されるかによってかなりの開きが出ます。
「監理」とはその内容がレールを外れることなく、現実のものにするために現場を確認し完成させることです。
図面同様に、監理も打ち合わせの方に大きなウエイトがあります。また監理がなければ、図面の設計意図は生かされないといえます。
この「設計意図」というものに心を砕くのが建築家の仕事のようです。
具体的には詳しくこちらにも触れてありますので参照してください。
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