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これまでに設計してきた住宅や建築の家づくりプロセスを紹介します。 |
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挟土秀平と岐阜千成寿司
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この窓の向こうに水槽があります。
足元にはナンテンの木が植えられていますが、1年もしないうちに80センチ以上に成長し、
フロントの演出に一役かってくれるでしょう。
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店舗入り口ドアのディテールです。
この格子の材質は木材ではありません。
全てアルミにフィルム巻きしたものです。
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4階の控え室から西方向をみた窓です。
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これは何だか判りますか?
ナマコが張り付いているようですが、4階便所の入り口ドアです。ドアの取手、
引戸の引手も場所や使い勝手にもよりますが、基本的になるべく大きくしておきます。
これは、健常者かそうでないかを問わず、取り扱いが少しでも楽であることが必要だからです。
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ちょっと失礼してスナップを撮らせて頂きました。
この方が挟土秀平さんです。
飛騨高山のカリスマ土壁職人で、1983年技能五輪の左官部門で優勝、翌年世界大会に出場しました。
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彼らが、特注建具、特注照明の製作に苦労をしてくれました。
右から二人目が社長さんです。
無理の二乗くらいのご苦労をお願いしました。
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歩道から2階の窓を見上げたら、ちょうちんがアクセントになり、
暖かそうな内部空間を外部から想像させてくれてます。
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1階の挟土秀平さんの壁です。
右が下塗り作業、下が仕上りです、迫力があるでしょう。
1階のカウンター席の雰囲気をピシッと引き締めてくれてます。
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建築主さんのご友人のご紹介で高山までご一緒して、挟土秀平さんに会いに行きました。
工房で、この円空さんに会われた建築主さんは「一目惚れ」連れて帰ってきてしまいました。
この壁の前で微笑んでいらっしゃいます。
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2階にはこのような個室が用意されています。
「和」の雰囲気を創るのは数奇屋住宅のデザインを手がけているお陰です。
数奇屋風な瓢箪を新鮮にアレンジしました。
下部のアッパーライトが壁全体を軽快な味付けをしています。
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広い部屋を区切るとき、完全に壁で遮蔽するより、お互いの気配が感じられる程度に処理をするほうが、
こういった空間ではお互いが安心して寛げるといえます。
現に、私もご招待頂いたお披露目パーティーでも感じましたが、
お隣の部屋の賑やかさが伝わってきますが気分を害するほどではない。
もっともこれは間仕切りの向うの方にビールをご馳走になったからかもしれません。
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1階カウンター上部の照明部分のアップです。
この照明効果を実現するために、模型を何度も製作したり、パネルの紫外線焼けの具合を、
窓際に見本チップを並べて確認したりしました。
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水槽内部には魚がまだ放していませんが、回転するのも楽ではないでしょうか?
ここに入る魚の習性を踏まえて、大きさ、コーナーの取り方、機械選定などを決めました。
この形に決定するまでには、多くの方のご意見をいただきました。
仕上がりは住宅建築ギャラリーをご覧ください。
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