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  《所在地》岐阜県大垣市
 
《工事種別》    新築
《1階床面積》  140.41u
《2階床面積》 66.94u 
  《延床面積》 207.35u  
  (62.8坪)   
  《施工》山中ハウジング株式会社  
   
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 トップ家づくりのプロセス数寄に住まう>建て方、構造金物、水平構面
これまでに設計してきた住宅や建築の家づくりプロセスを紹介します。


 
 数寄に住まう



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建て方の日

2006年2月22日

いよいよ建て方が始まりました。

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プレカット工場では設計図に基づいて各部の納まりを何度も打ち合わせを重ねて、

一つ一つの部品の正確な寸法の分かる詳細な施工図を作成します。

建て方のときはプラモデルのように説明書に基づいて几帳面に組み上げてゆくような作業になります。

2日間から3日間という短時間でスピーディーに進む作業に間違いが無いかを注意するのが

現場監理の仕事です。

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柱の根元のアップです。












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建て方と金物

2006年2月22日

この建物では形状の特殊性から居間となる南の位置にも

建て方第一日目から足場が組まれていたため、面白いアングルからの画像がたくさん撮れました。

そんな中の一枚です、俯瞰は動きがあって職人さんの作業性が良く分かります。

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爪付のバネ座金です、木材の締め込みには戻り止めのある金物が必須です。

木造の大きな特徴です。

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垂木と野地板の隙間を利用して屋根通気を確保するのは「通気くん」、面白いアイデア商品です。











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継手金物

2006年3月8日

建て方が進めば各部材の継手を補強しておきます、これが耐震的に重要な作業です。

この作業をキッチリ納めている建築業者は経験上、意外と少ないように思っています。

屋根の水平構面を固める鞍金物、垂木を梁に固定します、

全ての現場で実行されている可能性は低いように思います。

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基礎と柱を固定するホールダウンは1個所で最大25トンもの引き抜き耐力を発現します。

どこを何トンとするかは計算でバランスを出してそれぞれ指定しておきます。

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ホールダウンの上部、梁と柱の固定には引き抜き金物を下部と同等の耐力のものを指定しておきます。

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柱の背割りにプレートが掛かっています、これは耐力不足の原因になりますから、

さらに同じ柱と土台の90度壁側にリトルコーナーという同等耐力の金物を

取り付けておくことになりました。












 

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2階の水平構面

2006年3月8日

2階の床面は積載される人や家具などの重量を支えるだけではありません、

地震が起きたときの横から掛かる力、水平力に抵抗できることが必要です。

針葉樹合板を縦横に張り合わせてせん断する力に強いベニヤ、

構造用合板の24mm厚を床のフローリングの下地として、

2階床の梁に規定で決められた長さの釘を決められたピッチで直接固定しておきます。

その状況を確認に来た日です。

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床の下地となる部分ですから有害ガス発生の少ないF☆☆☆☆の製品です。











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