
継手金物
2006年3月8日
建て方が進めば各部材の継手を補強しておきます、これが耐震的に重要な作業です。
この作業をキッチリ納めている建築業者は経験上、意外と少ないように思っています。
屋根の水平構面を固める鞍金物、垂木を梁に固定します、
全ての現場で実行されている可能性は低いように思います。

基礎と柱を固定するホールダウンは1個所で最大25トンもの引き抜き耐力を発現します。
どこを何トンとするかは計算でバランスを出してそれぞれ指定しておきます。

ホールダウンの上部、梁と柱の固定には引き抜き金物を下部と同等の耐力のものを指定しておきます。

柱の背割りにプレートが掛かっています、これは耐力不足の原因になりますから、
さらに同じ柱と土台の90度壁側にリトルコーナーという同等耐力の金物を
取り付けておくことになりました。
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