2006年2月4日
基礎のコンクリート打設の日です。
コンクリートの品質試験の様子です。 空気量を確認するために試料を採取されようとしています、 そのほか塩分濃度、スランプ、コンクリート温度、気温をチェックしておきます。
ちなみに気温は2度C、寒かったですが午前中の打設ですからコンクリートが凍結することはないでしょう。
あまり見せたくない画像ですが現場を確認した証として記録画像に写りこんでおきました。
2006年2月7日
基礎の外壁下部、外周を除く内部の間仕切り下部の基礎は、 1回目のコンクリート打ちから3日目にしました。
外周は耐震的にも重要な耐力壁が配置されているため基礎スラブと一体化しなければなりませんが、 内部の基礎は地中梁を設けてスラブを補強した形にした上で、施工精度を優先しました。
・・・といっても分かりにくいかもしれませんが、 施工の順序を考慮するという現場のテクニックがあってはじめて設計図を反映できるということです。
2006年2月13日
敷地の境界というものは、所有権を主張する場面以外の日常の生活においては重要ではないものです。 建物の建築の機会にあわせて、 境界の杭が存在しているとしても隣地の所有者に工事の具体的方法などを教えておくことを 建築主さんには薦めています。
日本人には思いやる心があることを知っておくことも大切なのです。
工事そのものは画像のようにたったこれだけのことですが・・・・・
木材の検査の日です。
プレカット工場の加工機械ラインを見学に来ています、 工場のみなさんのテキパキと動いてみえる様子を確認するだけでも仕上がりの精度を押して知るべしです。
柱材は岐阜県、東濃産のヒノキです、化粧材の程度を柱が建つ位置を一本づつ点検しておきます。
壁の中に隠れてしまう構造材の柱も確認しておきます、建て方の時点には交換はできません。
仕口の加工のディテールをアップしてみました。
2006年2月15日
基礎のコンクリートも打ちあがり、建て方前の土台の布設の時期です。
何気ない地味な作業ですが土台の位置をキチンと確定することは、 これ以降の仕上がりを左右してしまうことにもなりかねない重要な工程です。
基礎の巾は、ご覧のように標準の120mmに鉄筋のサイズや作業性を考慮してプラス30mm、 外側にはアキレスの基礎外断熱ウレタンボードが貼られています。
2006年2月17日
土台の布設は私たちの設計では重要な工程のひとつです。
土台の下面にはアリダンテープを敷いてシロアリから木部を守るだけでなく 気密度のアップを狙っています。
土台設置位置の精度の確認と共にテープの貼りかたを見に来た日です。