2006年10月10日
木材検査の日です。
木材の検査は化粧材を中心に、材料が建物完成後にどこにどのような材料が現れてくるか、 特に今回は化粧となる柱や梁がたくさんありますので見ておく必要がありました。
木材は自然素材ですから節なしというのが価値観のすべてを決定しませんが、 将来的にひび割れが出てくる材料であると強度に影響したり、 見栄えが悪くなったりしますので水分量が25パーセントから20パーセント以下であることが条件です。
2006年10月14日
基礎のコンクリート打ちの日です。
型枠の内側に見えるのはアキレスボードというウレタンの断熱材で、 コンクリートを打ち込めば基礎の立ち上がりに外側に張り付きます、 床下も温熱的には室内空間とする基礎断熱工法です。
コンクリート打ちの日には立ち会って品質試験のデータ取りを現場で行います。
レディィミックストコンクリートの工場はJIS工場ですが、 品質はやはり打ち込む現場で決まってしまいますので スランプ、空気量、塩分濃度、温度などが規定内であることを確認して記録しておきます。
同時に現場養生のテストピースを残しておき、建て方直前の日と4週後に破壊試験を実施し 必要な強度が発現しているかを確認することにしておきます。
2006年10月17日
愛知県内のプレカット工場で建て方構造材の木材検査と工程打ち合わせの日です。
工場内の設備の遠景と材料の写真です。
木材の水分量の検査の状況です。
25パーセントを下回っていることが合格条件です。
2階屋根の勾配を形づくる登り梁が桁行き方向の梁とかみ合う部分のディテールです。
こちらは内田木材の加工工場で確認しました。