建築家に依頼した場合、どこに頼んでも同じ建物ができるわけではありません。
それぞれがまったく嗜好の違うプランが出てきます、だからこそ建築家に依頼する醍醐味があるのですが・・・・
インターネット人口の爆発的増加により、HPを持っている事務所であれば作品や基本概念をに調べられるようになま した。
逆に建築家の立場からは、キチンと考え方を伝える工夫をしなければならないのです。
又、コンビニ等の書籍コーナーでも住まいの雑誌が多く置かれていて、設計家の紹介も数多くされていますが、雑誌に載っているような建築家はほんの一握りです。
全ての事務所の内容を知るのは不可能ですが、まずはホームページを訪れて絞り込み、メールで質問して
みたり、または作品を見せてもらったりして自分の気に入った事務所を探すと良いでしょう。
自分が一生住むかもしれない住宅を託すのに設計報酬の金額の高低だけで決めるのは非常に危険です。
また建築の設計監理を専業としている事務所とそうでないところ、もっぱら役所の営繕的な設計ばかりで住宅の設計には無関心という事務所も、意外かもしれませんが存在しています。
原則的には、基本設計が終了した段階で契約になりますので、簡単なプランを作ってもらい説明を聞いて頂け ば大体の考え方や相性が見えてくると思います。
受注しなければならない立場でいながらもあえて言えば、もし、気に入らなければ実費を支払い、お断りしても良いのではないでしょうか。
プランを作ってもらった場合は人件費がかかりますので多少なりとも支払いが必要になってきます。
上限で5万円から10万円くらいでしょうか。
そのあたりはお互いの合意の下でお願いします。
お金に余裕がある場合は、プラン作成代金を決めて、複数の事務所に同時にプランを提出してもらい、コンペ方式で選ぶのも一つの方法です。
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